「ホームページを作る前に、まずGoogleマップを整えたほうがいいですか?」
最近このご相談が増えています。結論から申し上げると、業種によっては、その順番が正しいことがあります。
理由は単純です。「大阪 整体」「大阪 カフェ」のように地域と業種で検索したとき、画面の上のほうに出てくるのは地図と店舗の一覧だからです。スマートフォンではとくにそうで、ホームページの検索結果までたどり着く前に、地図の中から選ばれて終わることがあります。
この記事では、Googleビジネスプロフィール(Googleマップに表示される店舗・会社の情報)で最初にやるべき3つを説明します。すべて無料でできます。
なぜホームページより先に地図なのか
当社は、集客の流れを4つの関門で考えています。
- 見つけてもらう(検索・地図)
- 信用してもらう(口コミ)
- 詳しく知ってもらう(ホームページ)
- 問い合わせてもらう(フォーム・電話・LINE)
このうち1つでも切れていると、その先には進みません。そして地図は一番手前の関門です。ここが整っていなければ、どれだけ良いホームページを作っても、そもそも見に来てもらえません。
逆に言えば、地図だけ整えても3つ目と4つ目が弱ければ、やはり問い合わせにはなりません。全体像は「ホームページはあるのに問い合わせが来ない5つの原因と直し方」で整理しています。
やること1:基本情報を埋め切る
意外に思われますが、空欄が残っているだけで機会を失います。
訪問者は、営業時間が書かれていなければ「いま開いているか分からない」と判断して次の店を見ます。定休日、電話番号、住所、支払い方法。埋まっていない項目は、そのまま候補から外れる理由になります。
とくに重要なのがカテゴリです。これは「この会社は何屋か」をGoogleに伝える項目で、どんな検索に出るかを左右します。近いものが複数あるなら、メインを1つ決めたうえで副カテゴリを追加してください。
サービスやメニューの登録も済ませてください。「何をいくらでやってくれるのか」が書かれていない店舗は、検索した人にとって比較のしようがありません。
やること:管理画面を開き、空欄になっている項目をすべて埋める。 これだけで30分程度です。費用はかかりません。
やること2:写真を入れる
写真がない、または1枚だけ、という状態をよく見かけます。
初めて行く店を選ぶとき、多くの人は写真を見ます。外観が分からなければ迷いますし、中の様子が分からなければ入りにくい。写真がないことは「情報がない」のではなく、「不安が残る」ということです。
入れるべきは次の4種類です。
- 外観(道から見たときの目印になる角度で)
- 内観(席や施術スペースなど、入ったときの雰囲気)
- 商品・メニュー・施術風景
- 働いている人の様子
やること:スマートフォンで撮ったもので構いません。 ただしアップロードする前に、明るさだけ整えてください。暗い写真は実物より悪く見えます。
なお、写真をそのままの大きさで自社サイトに載せると表示が重くなります。マップは自動で調整されますが、ホームページは別です。この点は「そのホームページ、スマホで見られていますか?5分でできる自己診断」で説明しています。
やること3:口コミを集める。ただしやってはいけないことがある
口コミは、地図で選ばれるかどうかを大きく左右します。件数と内容の両方が見られています。
やっていいこと
来店したお客様に「よろしければ感想をいただけますか」とお願いすること自体は問題ありません。QRコードを名刺やレシートに印刷して、書きやすくするのも有効です。
そして、届いた口コミには返信してください。 良い内容にも、そうでない内容にも。返信の有無は他の人にも見えています。厳しい口コミに丁寧に対応している会社は、かえって信用されます。
やってはいけないこと
- 口コミを書いてもらう見返りに、割引や景品を渡す
- 自社で口コミを書く、家族や知人に依頼する
- 口コミ代行業者に依頼する
1つ目はGoogleのポリシーで禁止されています。2つ目と3つ目は、2023年10月から施行されているステルスマーケティング規制(景品表示法の指定告示)に抵触する可能性があります。広告であることを隠して口コミを装う行為は、いま明確に規制対象です。
短期的に件数は増えるかもしれません。ただ、削除されるリスクと、発覚したときに失うものを考えると、割に合いません。当社が運営しているポータルサイトでも、掲載する口コミは実在するものの要約だけと決めており、創作は一切していません。
返信の書き方に迷ったら
長く書く必要はありません。次の3つが入っていれば十分です。
来ていただいたことへのお礼、書かれた内容への具体的な言及、次につながる一言。「ご来店ありがとうございます」だけで終わる定型文が並んでいると、かえって機械的な印象になります。
厳しい内容の口コミには、反論せず、事実確認と改善点を書いてください。読んでいるのは投稿した本人だけではありません。これから来ようとしている人が、対応の仕方を見ています。
名称・住所・電話番号は、サイトとマップでそろえる
見落とされやすく、しかも直すのが簡単な項目です。
会社名や住所の表記が、ホームページとGoogleマップと、名刺やポータルサイトでバラバラになっていることがあります。
- 「株式会社AI導線設計」と「(株)AI導線設計」
- 「本庄東1-25-8」と「本庄東一丁目25番8号」
- 代表番号とフリーダイヤルが場所によって違う
人間が見れば同じ会社だと分かりますが、Googleは別の情報として扱う可能性があります。同じ会社の情報が分散すると、評価もそのぶん分散します。
やること:ホームページ・Googleマップ・その他の掲載先で、一字一句そろえてください。 どれを正とするかを先に決めて、それに合わせるのが早いです。当社の場合であれば「株式会社AI導線設計/大阪市北区本庄東1-25-8 アシスト94 1F/06-7777-8277」を正としています。
投稿を続ける仕組みをつくる
Googleビジネスプロフィールには、お知らせや近況を投稿する機能があります。更新が止まっているアカウントより、動いているアカウントのほうが見た人の印象は良くなります。
ただし、続かないのが普通です。月に1回、写真1枚と3行のお知らせ、くらいの分量に最初から決めておいたほうが、結果的に続きます。
ここで、当社が実際につまずいた例をひとつ。
2026年7月、投稿の本文に電話番号を書いたところ、Googleに投稿を拒否されました。 連絡先の記載に関するポリシーによるものです。電話してほしいときは、本文に番号を書くのではなく、プロフィールに設定された電話ボタンから発信してもらう形にします。
知らないと、投稿するたびに弾かれて理由が分からないままになります。実際に運用してみないと出てこない類の話です。
前提:順位は保証できません
ここは正直にお伝えします。
Googleマップやウェブ検索での表示順位は、上位表示を目指す施策であって、順位を保証できるものではありません。 「1位にします」と断言する業者があれば、根拠を確認してください。
順位はGoogleの判断で決まり、競合の状況や検索する人の現在地によっても変わります。当社ができるのは、評価されやすい状態を整えて、継続して運用することです。
これから起きること:AIに推薦される準備
もうひとつ、先の話をひとつだけ。
Googleは2026年5月から、地図の中でAIに質問して店を探せる機能を米国とインドで先行して提供しています。日本への導入も見込まれています。「この近くで、子ども連れでも入りやすい店は?」といった聞き方に、AIが答えて店を挙げる形です。
このときAIが参照するのは、いま整えている情報そのものです。 カテゴリ、サービスの登録内容、写真、口コミの本文。人間が読んで判断していた材料を、AIが読んで推薦の根拠にします。
つまり「検索で探される」から「AIにおすすめされる」へ移っても、やるべきことは変わりません。いま基本情報を埋めておくことが、そのまま準備になります。 新しい対策を別に覚える必要はありません。
まとめ
Googleマップで見つけてもらうために、まずやるべきことは3つです。
- 基本情報の空欄をすべて埋める(とくにカテゴリ)
- 写真を4種類そろえる
- 口コミを集めて返信する。見返りを渡す方法は使わない
すべて無料で、今日から始められます。順番に迷ったら、基本情報から手をつけてください。所要30分で、効果が出るまでの時間も一番短い部分です。
そのうえで、地図で見つけてもらった人が次に見るのはホームページです。関門は続いています。 費用の考え方は「ホームページ制作の費用相場は?中小企業が損をしない予算の決め方」にまとめました。
ご相談ください
「やることは分かったが、続ける時間がない」
これが最も多いご相談です。当社では、初期整備から毎月の投稿と口コミ返信までをお引き受けする「丸投げMEO」をご用意しています。お引き受けする範囲と料金は、そちらのページに書いています。
繰り返しになりますが、順位を保証するものではありません。何をどこまでやるかを事前にご説明したうえで、お引き受けしています。
まずは現状を見てほしい、という段階で構いません。店名か会社名をお送りいただければ、いまのGoogleビジネスプロフィールがどう見えているかをお伝えします。 初回のご相談は無料です。
かしこまった相談はまだ早い、という段階であれば、LINEからお気軽にお声がけください。
株式会社AI導線設計
大阪市北区本庄東1-25-8 アシスト94 1F
フリーダイヤル:0120-597-839(通話無料)/TEL:06-7777-8277
メール:info@aidousen.co.jp
【先着3社限定】ホームページ制作費が無料になるキャンペーン実施中
現在、ホームページ制作費(通常220,000円)が先着3社さままで無料になるキャンペーンを実施しています。
- ホームページ制作の初期費用 220,000円 → 無料
- スマホ最適化・SSL標準対応・予約・問い合わせフォーム標準装備
- 保守・更新サポート込み(保守サポート費として月々16,500円を別途頂戴いたします)
- 先着3社さまに達し次第、受付を終了いたします
地図から来た人の受け皿としてホームページを整えたい、というご相談も承っています。業種に合わせて制作したサンプルもご覧いただけますので、「うちは対象になるか」といったご質問だけでもお気軽にどうぞ。